不動産に含まれる意外なものとは

不動産を聞けば、何を思い浮かべるでしょうか。
普通の人は、土地や建物を思い浮かべるでしょう。
しかし、不動産は何もそれだけではないのです。
例えば、飛行機も不動産の一種として扱われています。
その理由は、値段が高いからです。
自動車程度の値段なら動産として扱っても問題はないのですが、飛行機レベルになると、これはもう家と同じか、それ以上の値段がするわけですから、動いていても不動産として扱います。
同じように、大型の船も不動産として扱います。
この場合も、動くか動かないかは関係がありません。
岸につながれたままの船でも航行中の船でも、法的には不動産に分類します。
ただ、細かい部分ではやはり土地や建物とは扱いが違っています。
土地や建物は「登記」をすることになるのですが、航空機や船舶の場合は「登録」をします。
このあたりは自動車と同じです。
また他にも、巨石や樹木も不動産として扱います。
これらも、土地や建物と同じように所有権保存登記ができます。